個人信用情報の注意点

 今回は個人信用情報に登録される具体的内容の注意点についてお話しいたします。

1.延滞が3ヶ月連続で発生しますと「異動」という滞納事故情報がシー・アイ・シー等個人信用情報機関に登録されます。


2.「異動」が登録されますと、カード・ローン・クレジット等の審査に通らない可能性が高くなり、更にこれまで利用していたカードの利用ができなくなったり、利用限度額を減額される等制限を受ける可能性があります。


3.「異動」は、その対象契約を完済後、5年を経過すると自動的に削除されます。
具体例:2023年2月異動登録、2024年2月完済、2029年1月情報削除となりますので、このケースでは異動発生から削除まで通算では6年間必要となります。


4.審査申込時に延滞中の場合は、過去の延滞や「異動情報」の登録がない場合でも、クレジット等審査にはほとんど通りません。


5.短期間に延滞を複数回繰り返す延滞常習の場合も同様、審査に通りません。


6.カード・ローン・クレジット等の申込情報は、個人信用情報機関に6ヶ月間登録され、直近でカード・ローン等金融性商品で複数の申込がありますと、審査に大きなマイナス要因となります。

7.キャッシング等融資の残高が概ね5件以上、300万円以上となりますと審査に通りずらくなります。

8.アコムアイフル消費者金融専業会社のローン残高が複数件ありますと、審査に不利となることがあります。

以上8項目はクレジット等をご利用するに当たって、特に注意戴きたい点となります。

クレジット利用において最も大事なことは、約定弁済日に必ず入金することで、こちらがしっかりできていれば、新たなクレジット申込みで審査が通らないという心配はほとんどありません。
審査には、個人信用情報の他に年収や勤続年数等の属性情報の判断基準もありますが、住宅ローンやゴールド・プラチナカード等属性情報を重視する審査基準の契約を除いて、支払実績が最も重要視されています。

個人信用情報に関する説明は以上となります。

次回は上記8項目について詳しく説明させて戴きます。

最後までお読み下さり有難うございます。

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